学校の教科書に準拠したごくごく標準レベルの教材を1冊買ってもらっています。
5教科400点取れる生徒は、その教材を進めるだけならスラスラ進められます。
その教材の問題と解答を暗記できてしまうくらいスラスラできます。
そして、定期テストでも9割点数とります。(そろそろ100点取ろう)
「だったら、もう少し教材のレベル上げてもいいのでは?」と考えるかもしれません。
いやいや、バカ言っちゃいけない。
ここからがおもしろいところ。
自分がまだまだできていないことをおもいしらせることができるんですよ。
高い点数が取れているんだという慢心、成績上位者であるというプライド…。
そういった部分をへし折ってやろうと日夜画策するわけです。
なまじ”できるが故の油断”を浮き彫りにできる方法があるんです。
英語においては。
それは簡単です、今までその問題集で解いた問題をランダムで出すんです。
全く同じ問題で構いません、プリント化します。
ただし、全て日本語に変えて、英訳させること。
まぁ〜できませんよ。
できて5割です。
英訳なので、単語覚えてないとできませんが、見たことある文章が並ぶわけですよ。
ルール違反さえしなければ、全問正解なはずです。
問題集を頭から指示に従って解き進めていても定期テストで9割取れますが、私が同じ問題を日本語にしてプリントすると、めちゃくちゃ間違える。
不思議ですよね?
私は、この「ランダムで英訳させること」が英語の勉強とすら思っているくらいです。
これは点数が取れていない生徒にもやらせます。
これで訓練するんです。
動詞の確認、時制の確認、主語の確認、名詞の確認。
ルール違反をしないように慎重に英文を組み立てる。
訓練です。
逆に理解度が足りてなくても、定期テストは9割取れるはずなんですよね…。
取れている生徒がいるんだから。
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