英語の授業では単語テストを行います。
定期テストから時期が離れた通常授業では、意味のテストをする。(英語→日本語)
定期テストが近づいてくると、綴りのテストをする。(日本語→英語)
としていました。
勉強のハードルを下げてあげたり、段階をつけてあげる意図がありました。最悪、英語から日本語にできれば兵庫県の公立入試はなんとかなりますし。
でも、これやめます。
1年生などで、春から通塾し、学校の先取りができていて、ある程度の学力があれば、これでも大丈夫なのです。
そうでないケース、年の途中からの入塾や単語を覚えていない生徒にはかえって非効率です。
覚える量を調整してあげなくてはいけなかったり、覚えなければならない量が多すぎたりして、終わらない。
定期テストでは綴りも覚えていないといけませんしね。
それに、そもそも意味のテストで綴りまで覚えるのは難しいですが、綴りのテストで意味を覚えることはできます。
ふとこんなことを考えました。
個別指導で集団授業(集団の良さを取り入れること)はできないが、集団指導で個別指導ってできるんですよね。
似たようなイメージ。
このような包含関係でものを考えることが多いです。
単語テストで段階をつけることのメリットをあまり感じないのでやめます。(例外はあるかもしれません)
最後に、前にも書きましたが、単語や漢字が覚えられないなんて簡単に認めてはいけません。
大量の時間を使えばできるでしょ。
朝早く起きる。学校の休み時間を利用する。帰宅してちょっとの時間にやる。寝る前に覚える。
電車の中で単語帳眺めている高校生とか見たことありませんか?
単語って膨大な量暗記しないといけないので、あのように四六時中見ておかないと覚えられないんです。
私も大学受験の時あんな感じだったように記憶しています。
それをしてください。
うちの塾では、家では暗記しかやってくるように言いません。
それにかなりの時間が必要だと思っているから。
時間さえかけていればいいというわけではありませんが、時間すらかける気にならないというのなら勉強なんてやめてしまった方がいいです。
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