と私は思っております。
限りなく0に近づけることは訓練で可能です。
しかし、人間の手で計算するのであれば、一定の確率でミスは起こります。
機械じゃないんですから。
私もよくミスします。
塾でも計算の訓練はかなり行います。
授業内で100%に近い精度で計算できるようにしてテストを迎えたとしても、本番のテストでミスする。
なんてことは起こります。
テストは50分間でたくさんの問題を解かないといけませんし、計算問題だけが出題されるわけではありませんから。
テストでは計算ミスはするものと思っておいた方がいいし、仕方ないです。
しかし、それでも正答しないといけません。
そのためには、ミスに気づけるようにならないといけませんね。
そのためにはどうすればいいか。これは受験でも同じです。
見直しでは違う方法で計算してみる
できることばかりではないかもしれませんが、方程式の計算問題なら、1周目は普通に計算して解いて、見直すときに解を代入するだけでチェックできますよね。方程式の意味がわかっていれば。
ほかにも例えば、3×(5+2)=3×7=21
と解いておいて、見直しの時に、3×5+3×2=15+6=21
と複数の方法で検算することも可能です。
見直しの時間を取るためにも早く解き終えなければならない
きっとほとんどの生徒がミスを起こしますから、見直しが必要です。
見直しの時間を取るためには1周を早く解き終えなければなりませんね。
早く解き終えるためには、問題読んでる最中に何したらいいかが浮かぶレベルになっていなければ難しいと思います。
全て何も考えず、スラスラ解けるレベル。
そのためには、普段から勉強していないと難しいですね。
数学では1つの問題に時間を使いすぎない
受験前などによく書いてきました。ここからは計算問題だけの話ではないです。
文章問題や図形、関数、確率と時期によって様々な内容が出題されます。
回してください。
1周も2周もするんです。
簡単に埋められる問題もあります。
1周目は特にですが、1問に1分とかペンを止めてしまってはいけません。
飛ばして次行ってください。
どんどん飛ばしてください。
いきなりですが、こんなシチュエーションがあると思います。
待ち合わせの時間に遅れそうなので、急いで家を飛び出した。
1つ目の信号が点滅していて赤に変わりそうだが、急げば渡れそう。(事故の元なので急がず、次の青を待ってください)
急いで横断歩道を渡っている最中にふと、「あれ、家の鍵閉めたかな?」「火消したかな?」とか頭に浮かんで不安になる…。
みたいな経験ありませんか?
横断歩道を渡っている最中まで、家の鍵のことやコンロの火のことなんて考えていなかったのに、急に頭に浮かぶことがある。
人間の脳って複数のことを同時に考えられるそうなんです。
これはテスト中でも同じです。
図形の問題を読んでみて止まりそうなら、すぐに次の関数の問題に移ってください。
大丈夫です。関数の問題を解きながらも、前に読んだ図形のことは脳が考えてくれてますから。
そうして、2周目に突入すれば、さっき読んだ時とは違ったように見えたり、読み落としに気付けたりするんです。
最初で止まってしまうとそういったことに気付けない、そして使った時間は全部無駄になります。
テストでは飛ばせというのはそういうことです。
安心して飛ばしてください。
とはいってもやったことない問題で閃くことは難しい
数学の試験ってなぞなぞとかひっかけみたいのことってなにもありません。
他の教科同様、やったことがある問題が正当できるかどうか、ほとんどこれだと思います。
そういう問題で得点する。
公立の中学の定期テストでも、最近は少し難問を出したりしますね。
考えてペンが動くレベルにあるならいいですが、そうでなく問題文の意味が汲み取れなかったり、何をどうしたらいいかわからないというようなら時間かけても結果は変わらないので、見直しに時間使ってください。
その問題を解くまでの準備はできていなかったという話。
知らないことでひらめけ、気づけなんてほぼ不可能だと考えた方がいいです。
最後に
試験時間中は時間との戦いです。
問題が解けるかどうかの結果はすでに出ています。
解答まで辿り着けたものを確実に○になるようにチェックする。
ここがレベルアップしないとなかなか得点アップは難しいです。
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