一般入試を受ける受験生へ

心構え

ついに明後日になりましたね。

まだまだ準備ができますよ。

明日までに数秒間でできる準備

シャーペンには新しい芯を入れておこう。

机上に筆記用具を置けるでしょうが、先に入れ替えておこう。中途半端な長さが残っていて、もったいない?いやいや、試験時間中にその時間をとる方がもったいない。

今、シャーペンに入っている中途半端な長さの芯は、芯のケースに入れておいて後日使えばいい。一発勝負の50分間に余計な気を使わなくていいようにしよう。

消しゴムが黒くなっている場合、あらかじめ机で擦って綺麗にしておこう。

試験時間中に余計な手間はかけないようにとはいえ、消しゴムを使わないことはできないでしょう。緊迫した状況です。消しゴムで消した後が黒くなってしまったりすることにも焦ったりするものです。無理に力強く消して解答用紙を破ってしまったりしたら、さらに焦りが生じて普通の精神状態で受けられなくなります。消しゴムを擦っておくなんて5秒でできるでしょう。

試験当日は必要最低限の荷物で家を出よう。

筆記用具、受験票、弁当、水筒くらいでしょうか。間違っても教科書や問題集は持っていかないように。教科書や問題集なんて試験当日には、もうなんの役にも立ちません。かえって不安になる要素です。荷物を重くして、当日の行きしなに疲れるということのないように。

試験中の注意事項

いろんな人に言われるでしょうが、どの問題に時間を使うかがかなり大事になります。

数学・理科

この2教科は特にですが、一つの大問の中に簡単な問題が集中している前半、難しい問題が集中している後半に分けられると思います(大問1を除く)

この前半部分に最も時間を使うべきです。

そして後半部分に多くの時間を使いすぎない。よほどの上位生でない限り、後半部分で差がついてしまう生徒はいないはず。例えば、数学の最後の大問6の後半部分にたくさんの時間を使って何になります?多くの生徒が解けない問題なんてシカトしてください。前半部分の計算問題、誰もが知っていて全員が正答するであろう問題を、自分も間違えないように見直すことに時間を使ってください。

「1つの大問の後半部分より、次の大問の前半部分」です。

君が大問4の図形の後半部分に長い時間をかけている間に、となりの受験生は、時間に余裕のある状態で大問5の確率の前半部分を落ち着いて埋めていきます。同じことをしてください。

英語・国語

各大問ごとに先に問題に目を通そう。(これは直前に言っても仕方のないことかもしれない。)

細かく問題を見なくても、空欄に語句を選択して入れる問題なのか、並べ替えて英文を作る問題なのかくらいなんとなく意識しておいて長文を読もう。そして該当の箇所にたどり着いたら、すぐ埋められるようにしよう。何が言いたいかというと、長文を読む問題だからといって、いきなり長文だけを一度読み切ってしまった後に初めて問題に目を通す…。問題を見た時に「なんて書いてたっけ?」となり再び読み直し…。時間がもったいないです。

長文を読むことと問題を解くことを同時進行するのです。問題と長文をいったりきたりする。時間が足りなかったという生徒の多くは時間の使い方が間違っているのです。

とにかく時間が敵であると認識してください。

最後に

うまくいかなくても引きづらない

もし失敗してしまった科目があったとしても気にしない!終わってしまったことを嘆いても無駄です。それで次の試験の点数が上がるのであればいいですが、それはあり得ません。それに50分一発勝負の試験です。メンタルが影響します。前の失敗をひきずって暗い気持ちで次の教科の試験を受けるのと、切り替えて前向きに受けるのとでは結果は大きく変わってきます。入学試験は総合点での勝負です、内申点のサポートもあるでしょう。私は受験勉強終了まではあまり使ってほしくない言葉があります。

「大丈夫」

この日だけは多用しましょう。とにかく大丈夫と思うこと。今まで頑張ってきたのだから。

心配しなくても、真面目に勉強してきたのであれば、知っていなければならないことはすべて知っています。

大丈夫です。

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