学校で「学習計画表」なるものを記録・作成するそうです。
そこには教科ごとに何時間勉強したかを書くそうです。
クラスによってはその勉強時間を張り出すそうです。
それを見ればどの生徒がどの教科を何時間勉強しているかがわかるそうです。
先日、保護者の方との面談にて「勉強時間はクラスで一番」と言って喜んでいます。
と教えていただきました。
「いやいや、大事なのは結果だから」などとお話ししてはいたものの、内心嬉しかったですね。
時間や量に関しては、私がかなり意識している部分。
もちろん結果が大事です。
そのための塾ですし、それを売らなければいけないです。
ただ、生徒たちにとってテストで点数を取ることはすごく大変です。
たぶん学校のほとんどの生徒がそうでしょう。
保護者の方もそうだったのではないでしょうか?(ひょっとして優秀な方ばかりなのでしょうか)
もちろん私もそうです。
普通です。普通ならば戦い方は決まってくると思うんです。
少し話が変わりますが、有名な高校野球の監督さん(今は引退されています)の言葉の中にこういうものがあります。
甲子園で優勝するチームに育てるための3本柱があると。
一つ目は、体力(精神的なものも含めて)
予選を含めると、たった1ヶ月半の間に12連勝。もっと多い地域もある。
過密な日程の中でも勝ち抜く体力が必要。
二つ目は、技術
当たり前ですが、上手にプレーできなければならない。
その監督さん曰く、「うちには普通の子しかこない。その普通の子を叩き上げて甲子園で勝てる子達にしなければならない」と。
日々技術を磨かなければならないし、トレーニングにかける時間もよその何倍も必要だと。
三つ目は、運
高校野球は、抽選によって決められたトーナメントで行われます。
1、2回戦あたりから強豪ばかりとあたる組み合わせになると、消耗も激しく、勝ち上がれる可能性は下がると。
ここなら自分たちが優位に試合ができるだろうというところが多い組み合わせになる運も必要と。
私が教えているのは勉強ですし、テストで運の要素はないですが、1つ目2つ目は通じるものがあると思います。
それこそ勉強時間です。
苦手な生徒の点数をあげようと思ったらまず、長時間机に向かえないとダメです。
この力はつけてもらいます。
はっきりいいます。ここが無理だと点数アップは無理です。
その監督さんと同様、うちにも特別勉強が得意な生徒はいないです。
うちだって生徒たちを叩き上げないといけません。
勉強時間ですら負けてたら勝てるものがないんです。
まずは勉強時間や勉強量くらいは一番になりましょう。
時間さえかけていれば必ず結果につながるとは言いきれませんが、時間をかけなければ結果が出ることはないんです。
スポーツと違って勉強であれば量が質(結果)に転化しやすいです。
その上でダメな部分は修正すればいい。優先することは勉強方法ではないんです。
クラスで勉強時間がトップ。
その時点で喜んでしまうあたりピュアです、でも大いに喜んで欲しいです。
「小さなことでもクラスで一番になれたのだから、喜ぶこと。そして継続すること」と話しました。
最後に
来春の入試の日が決まりました。
推薦・特色 2/15
一般 3/12
だそうです。頑張りましょう。
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