とある営業さんとの話にて。

こんな仕事をしていると、営業の方と話をすることもあります。

私も勉強になることが多いので、営業に来られることは快く受け入れます。

本日も夕方に来ていただいて話をしました。営業をされている方はすごいです。やはり自社の商品説明をわかりやすくできるし、得意として売っているものに関して知識も豊富です。見習わなければならないこともたくさんあります。

その方が、自身の中学時代のことを話してくださいました。

志望校には到底受からないような学力だったと

ご本人曰く、志望校には到底受からないような学力で、定時制の学校を案内されたりもしたそうです。

しかしご本人は負けず嫌いな性格だったそうで、「自分が行きたい高校に行くんだ」と努力をされたそうです。

そこから毎日勉強漬けの生活を送ったそうです。うちの中3生が課されるような、休みの日も朝から晩まで8時間勉強とかを続けたそうです。

それで、志望校の合格判定をもぎ取ったと。自分の力で。

負けず嫌いって素晴らしい性格ですよね。それだけで何でも頑張れてしまうのですから。

私の中学時代はというと…

当然、勉強できませんでしたよ。

中1の1学期末に、ドラクエ5で古代の遺跡やサンタローズの洞窟に出てくる「どぐうせんし」みたいな顔した担任の先生から

「オマエ、コウコウイケナイ。シュウショクシナサイ。」って言われるレベルでしたので。

私の場合は負けず嫌いというわけではなかったのかもしれませんが、単純に焦りましたよね。今のままではお先真っ暗だということに。

そこから頑張りましたね。全教科毎日塾に行って。

やりたい部活も顧問の先生に事情を話して、毎日17時に上がらせてもらって勉強してました。

年々、頑張れない子が多くなってきている印象を受ける

今日の営業の方も、私もどこかで「頑張らないと」と気づけたのです。

今も昔もいましたが、「勉強しなければ高校に行けない」という前提があっても「頑張れない子」っています。そういう子は仕方がない。それで生きていける道を探すしかありません。

ただ最近すごく感じることは、なんとかしなければならない状況でも「頑張れない子」ってすごく増えた気がするんです。

中には「なんとかなる」と思っている子もいます。

なりませんよ。

市外からも受験できる今の入試制度で、頑張らない子も受け入れてもらえるなんてことはないと思った方がいい。そんな期待はしてはいけない。

そして、なんとかするには多少の犠牲は必要だということも自覚できない子もいる。やりたいことも我慢して成績をなんとかする。しんどくても我慢してコツコツ努力する。そういうことがわからない子も増えた気がします。

うちの塾では、学習状況に応じて「必要な通塾回数」「必要な勉強時間」をご提案させていただきます。成績を上げてもらうためですので。

そのシステム説明に、「本当にそのように説明してよかったのか」と考えたこともあります。しかし、今日お話を伺って、自分の方針を曲げる必要はないなと改めて考えました。そして、それくらい頑張れる子でなければ成績向上なんて到底無理だということも再認識できました。

お褒めのお言葉なんかもいただいたりして大変恐縮でした

その営業さんには、期待に沿えるような対応はできなかったのですが、このHPやブログに関していいものを作っていると褒めていただきました。

「ものを教える方の書く文章は引き込まれますね」「先生に説明するのは緊張します」なんて言っていただきましたが、私の作文能力なんてまだまだですし、私は自分のことは教育者であるとか、先生なんて思っていません。営業さんと同じ一労働者です。

本日紹介していただいたものと同じような商品を買う検討をするのならば、今日の営業さんから買います。そして自分もこの人から商品を買いたいと思われるようにならなければと感じた1日でした。

最後に

なんの記事かよくわからなくなりました。

まあ、そんな日もあります。

遅くはなりましたが、近日冬期講習の情報を公開いたします。

目標に向かって努力できるガリ勉くんのお問い合わせをお待ちしています。

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